このたび多田善昭建築設計事務所のデビュー作でもある
「香川県立善通寺第一高等学校同窓会館「静修館」」が、
(社)日本建築家協会 25年賞(2012年度)を受賞致しました。
この賞は…25年以上に亘って
○「長く地域の環境に貢献し、風雪に耐えて美しく維持され、社会に対して建築の意義を語りかけてきた建築物」
○「その建築物を美しく育て上げることに寄与した人々(建築家、施工者、建築主また維持管理に携わった者)」
が受賞されます。
※これまでの他の香川県内受賞作品は
◇香川県文化会館(第1回-1997年度)
◇ 瀬戸内海歴史民俗資料館(第5回-2004年度)
このような賞を受賞できたのも、
企画・構想~実施設計を支えて頂ける先生方と仲間たち…
掲げたテーマを“造る”技を持って組み込み、美しく傷みにくい「ものづくり」に共に挑戦し続けてくれる現場監督や職人軍団
完成した建物を、大切に利用・維持管理をして頂いている生徒・同窓会・学校関係者
の皆々様方のご支援の賜物と、深甚の感謝を申し上げる次第です。
これからも
30年後の姿、50年後の風景が豊かなものであるように、
「誰のために・・・」「何のために・・・」「何故ここに・・・」を問いつづけながら
維持管理費の少ない、長寿命なものづくりに取り組みます。