宮處八幡宮は仁徳天皇の御世に中臣連静子臣が応神天皇の恩寵(おんちょう)に報い奉る為に創祀されたものと伝わる。境内は前田山の山麓に雛壇状に開かれており、参道の石段を登って境内最上段の地に建つ本殿へ至る。現在の本殿は昭和11年(1936)、拝殿は明治11年(1878)、幣殿は明治33年(1900)に建築された。本殿の基壇が2.9mと高いのは、祭礼時に頭人と神職が馬に乗ったまま幣殿の下を通るためである。宮處八幡宮の歴史や建造物調査の後、以下の4件が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」として登録有形文化財に登録された。
◇宮處八幡宮本殿(ほんでん)
◇宮處八幡宮拝殿及び幣殿(はいでんおよびへいでん)
◇宮處八幡宮末社護国神社本殿(まっしゃごこくじんじゃほんでん)
◇宮處八幡宮注連柱(しめばしら)
所在地 |
香川県高松市 |
施工主 |
所有者:宮處八幡宮 |
竣 工 |
登録年月日:2013年12月24日 |